秋雨前線はいつまで?時期は?梅雨前線との違いをまとめてみる!


夏が終わって、蒸し暑い日本の夏から、気候的に過ごしやすい秋がやってくる運動会シーズンですが、なぜか雨がシトシトしつこく落ちてくる日が続きます。

いわゆる「秋雨前線」というものですね。そもそも秋雨前線はどういったものなのか?

その時期や、梅雨前線との違いなどについてまとめてみました。

1.まず前線って何?

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前線というのは、上空で冷たい空気(寒気団)と暖かい空気(暖気団)がぶつかっている境界線のことです。

冷たい空気と暖かい空気がぶつかると、冷たい空気が暖かい空気の下に入り込んで上昇気流が発生し、雲が発生します。湿った空気であればあるほど、たくさんの雨をふらせる雨雲になります。

2.秋雨前線の時期は?

夏まっさかりを作っていた日本列島の南側から張り出していた太平洋高気圧(暖かい空気)が8月下旬から弱まり、日本列島の北側から張り出してくる冷たい高気圧(冷たい空気)が下りてきます。

そのため、雲が多くなり、前線となって日本列島に現れ、時期としては9月初旬から10月下旬ころとなります。

3.秋雨前線と梅雨前線の違いは?

①秋雨前線の方が雨量が少ない

秋雨前線の場合は、上記のとおり、アジア大陸から張り出してくる冷たい高気圧(冷たい空気)と太平洋高気圧(暖かい空気)がぶつかって発生しますが、大陸から張り出してくる高気圧は乾燥していて、太平洋高気圧は湿った空気です。

梅雨前線の場合は、オホーツク海から流れてくる高気圧(冷たい空気)と太平洋高気圧(暖かい空気)がぶつかって発生しますが、オホーツク海から流れてくる高気圧は湿った空気で、太平洋高気圧も湿った空気です。

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秋雨前線は片方の空気が乾燥しているため、前線の雲に含まれる水分量が梅雨前線より少ないため、雨量が少なくなります。

また、秋雨前線は勢いが弱く規模も小さいため、梅雨のように「梅雨入り」「梅雨明け」といった区別がつけられないといえます。



②秋雨前線の方が期間が短い

秋雨前線は上記のとおり、9月初旬から10月下旬頃までの約2カ月程度ですが、梅雨前線は5月上旬から8月上旬頃までの約3カ月程度あります。

③秋雨前線は北から南下してくる関係で東日本の雨量が多い

秋雨前線は日本列島の北側の大陸から張り出してくる高気圧(冷たい空気)が勢いを強め、夏を支えていた日本列島の南側から張り出していた高気圧(暖かい空気)が勢いを弱めていく際に発生します。

そのため、秋雨前線は北から南下してくるため、東日本の方が雨量が多くなります。

逆に、梅雨前線の場合は、日本列島の南側から太平洋高気圧が張り出してきて、夏に向かって勢いが強くなっていく関係で、前線が南から北上し、東北・北海道あたりで消滅するため、西日本の方が雨量が多くなります。

④秋雨前線の方が前線の幅が狭く、雨の降る範囲も狭い

また、上記①に記載したこととも関係しますが、梅雨前線の方が湿った空気が多いことから前線の幅が広くなるため、雨の降る範囲も広範囲となります。

⑤台風等から湿った空気が流れ込むと大雨等が起こりやすい

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ただし、秋雨前線の時期は台風の季節でもあるため、台風や低気圧の影響で湿った空気が秋雨前線に流れ込むと、大雨や集中豪雨が発生し水害が起こる懸念があります。

梅雨の時期よりは、雨が少ない秋雨前線ですが、台風情報等も気にしながら、万全なお天気対策に備えたいところです!



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